昨今の少年野球の異常な試合数
当クラブも、地域の野球協会や全軟連、日本スポーツ協会(スポーツ少年団)が関わっていないフリー大会に出場するのですが、連盟所属の他のチームとなかなかスケジュールが合いません。
以前、こんなチームがありました。午前に地域のリーグ戦を消化してきたあとに、午後から当クラブとフリー大会を1試合、夕方に遠方へ移動してナイターで別の大会を消化。
高校野球でもやらないようなメチャクチャなスケジュールですが、試合ばかりして練習はしていないのだろうと思われます。
選手はもちろんですが、保護者さんも…
そんなスケジュールで疲れませんか? 小学生にそんなタイトなスケジュールで試合を組んでも意味はないですよ。
朝から晩までの長時間におよぶ過度な練習は、子どもの健全な成長を阻害する恐れがあります。
短期的(小・中学生のうちは)には成果が出て勝って好成績を残せるかもしれませんが、蓄積した疲労で将来的に(高校などで)治療が長引くケガ等を発生させる確率は非常に高いです。
一生懸命やっている選手は、まだ先のことを想像することが難しいと思います。
周りの大人、特に親がこの点に気づかないと、のちのち取り返しがつかないことになります。
モラルのない監督とコーチたち
以前に、あるチームの指導者が試合中に相手チームの選手に対して暴言を吐いて、連盟のほうで大問題となったことがあったそうです。
当クラブはフリー大会に出場した際、そのチームと当たってしまいました。
一度は対戦しました。さすがに大問題となり、注意があったのかどうかわかりませんが、暴言はありませんでした。
ですが
また、次の年に対戦することとなりまして…
やはり、いつまたそのような対応をしてくるのか…と心配であるため、当クラブは棄権しました。
スポーツマンシップに欠けている、子供の将来より「自分の野球」を押し付けているだけの指導者がいるチームとは距離をあけさせていただいております。
上記のような指導者がいると判断した場合、申し訳ありませんが、当クラブは練習試合の断りおよび大会を棄権させていただきます。
保護者会の「圧」
「地元のチーム、誘われて体験入部に行ったが、保護者会の主要メンバーがとにかく怖かった」
このような意見、よく聞きます。
私、当クラブ代表させていただいている干場も、保護者としても指導者としても目の当たりにしてきました。
これまで見てきて、後々お話を聞いたら、保護者会の活動にやたらと積極的な人というのは、家庭かお仕事で人間関係がうまくいっていないことが多いようです。 危険なので距離を置きましょう。
当クラブは保護者会はありませんし、
お揃いのTシャツや帽子などの購入もありませんし、
メガホンなど持って恥ずかしい応援を強要することもありません。
少年野球におけるバントと盗塁への考え
これまで対戦してきたチームで
捕手がまともに2塁に届かないのを分かっていて、何度も盗塁を仕掛けてくるチームや
シチュエーション関係なく、バントをしてくるチームがあります。(ひどいので、2周りずっとバントだけしてきたり、10点差以上で勝っていてもバントを続けてくるチームと対戦してことがあります)
いったい、そんなことするのに何の意味があるのか…
そのような作戦をとるチームとは試合をしても時間の無駄と考えておりますし、お互い得るものがないと思っております。
そのような作戦をとって勝ったところで、何の成長もないと思っています。
当チームは、やる意味のない盗塁やバントは行いません。
この点で、当クラブとは考えが明らかに異なるチーム様とは、申し訳ありませんが、試合はお断りさせていただきます。