興味深い記事があったので読んでみました。
私の感想は
「チームの価値観と親の価値観がかけ離れている場合は、子どもがどれだけ入りたいと言ってもやめておいたほうがいい」は微妙な考え方のような気はしますが…
「チームの価値観と親の価値観がほぼほぼ合っていても、子どもが乗り気でなければやめておいたほうがいい」とは思います。
このパターンで入部しても、誰にとってもいいことはないです。
あとは、保護者さんで野球を競技としてフルシーズン経験していないとなかなかわからないかと思いますが
ホントに選手の健康状態や中学生としての生活、家庭での関係を考慮して試合スケジュールを組んでいるかどうか。は年間スケジュールや練習試合数などチェックして、よく検討したほうがいいです。
私から見て、県内チームはほとんどできていないとみています。
球数制限を守っていれば肩肘の故障から守れる… 小中学生のケガの問題は、こんな簡単な話ではありません。
これは、リーグ側のやみくもなローカル大会開催にも問題がありますが…。
酷いチームは、2,3日前に急遽、合宿や遠征を組んだりします。
意図も計画も何もなく、行き当たりばったりなチーム運営をしているところはよくあります。
ケガのリスクは高いし、学ぶ機会・人と接する機会は「野球だけ」に限定され、認知力向上や多様な価値観を育むといったことが狭まれます。
「甘いな」という人もいるかもしれませんが、長い人生を考えたとき、彼らも大人になって家族を持ったときを考えたら
中学生くらいでも、私はまだ休日で年に一、二度くらいは家族との時間もちゃんと確保しておくべきではないかと思います。
「野球だけ」で、人格形成や礼儀を学ぶ、運動神経向上、体力強化は、無理な時代だと考えています。
あとは、ほとんどのチームが11月ころに体験入部のようなことが行われているかと思います。
その際、保護者会の動きをよく見たほうがよいかと思います。
チームやリーグからの、保護者会への負担のかけ方がすごくよくわかります。
本来、選手募集は保護者会がやることではありません。
私は、「新入部員数=指導者の通信簿」という見方と
「=過剰な活動をする保護者会があるチーム」という見方と
両方の観点で、選手や指導者、保護者会の前面に出てきているような人をよく見るようにしています。
テントにコーヒーやらお茶やら弁当やらなにやら山ほどあって、たくさん保護者さんが集まっているチームは気をつけたほうがいいでしょう。
入ってしばらくしてから「こんなはずではなかった…」はよく聞きます。
あとどういう指導者なのか…を見極めるポイントとして
まず「野球が好きなのか」 これは一番大事で、その次に
「選手のことが好きな人なのか」
それとも
「野球を教えている自分のことが好きな人なのか」
これは、穴が開くほどよく観察したほうがよいでしょう。
言動や態度、ちょっとしたしぐさ、ユニフォームの着こなし方など。
練習中に喫煙などする指導者など、論外でしょう。
間違いなく選手を「モノ」と同じように雑に扱うでしょう。
※このお題を取り上げたのは、特に当クラブも選手募集活動に力を入れようというわけではありません。 当クラブは、親子でコンセプトにご理解いただけた方だけに限定しています。