脳の個性・特性

脳科学

私は、小~高校生のスポーツ指導者は、「脳」についての知識は勉強しておくべきだと思う。
プロ野球の解説者や選手が、あんなこと言ってた、こう言っていたというたぐいの話はどうでもいいと思っている。
私もたくさんの元プロ野球YouTuberの動画を見るが、少年野球の指導に役立った話を発信してくれている人は、非常に少ない。
となると、どうしても本を読んで知識を仕入れる作業が必要になる。

小学5年生~中学1、2年生くらいになると、いろんな変化がでてくる。
体もそうだが、態度や言動もちょっと前とは全然変わる子がいる。
なかなか、こちらをいら立たせてくれる子も珍しくはない。

いろいろと考えてみて、以下の本を購入して読むことにいったんたどり着いた。
当クラブの選手に発達障害の子がいるからこの本を購入したわけではない。
何かしら選手との接し方のヒントを探すために購入した。

私なりに得た、指導のヒント。
「なにかしら生きづらさを抱えていると思われる子は、決して親の育て方のせいではない」
「少年スポーツの指導者は、本人に努力をさせて、本人を変えようとするのではなく、環境を整えてあげることが重要」
親の愚痴を言う指導者は非常に多いし
選手を変化させるのが指導者の仕事と思っている人も多いと思う。
私も以前はそうだったが
「はたしてそうか? もっとほかに考えられることはあるのではないか」
と思い始め、簡単に解説してくれている脳科学の本を読むようになった。
間違いなく、少年スポーツ指導者は脳科学を学ぶべきだ。
脳にも個性・特性があるということを、きちんと知るべきだ。
まだ、一回しか読んでいないので、繰り返し読んで指導に使えるヒントをたくさんこの本からいただこうと思っている。