クラブ立ち上げより2年が経ちました

マルチスポーツ

クラブ立ち上げ、2年ほど経った
『公式戦0勝』
選手は非常に悔しい思いをしている者がいると思う(いると信じたい…)
※小学1.2年生の選手の名誉のために… 1.2年生対象のティーボール大会はなかなか良い成績を残した
私自身、このチームを立ち上げる際、心に決めていた
『少年野球の指導者であり続けるには、勝負の世界から降りる』を継続できたと思う
アホか。という人もいるかもしれないが、2年間一つも勝てなかった少年野球の監督ということに自信と誇りを持っている
勝って喜んでいる選手の顔を見たくないわけでは決してないのだが
勝つことより、優先すべきことや守らないといけないことが少年スポーツの指導者にはあると考えている
このことはほとんどのチームの監督コーチより、私は理解できていると自負する


勝てなかったのは私のせいかもしれない だが、私は負けたことに責任を全く感じていない
私自身、プロとアマ両方の野球を体験してきて、間違いなく言えることは
結局、勝つときというのは選手の活躍であって、監督やコーチの活躍などではない
負けてやめる(もしくは追い出される)監督はいるが、負けの責任を取る監督と一人も出会ったことがない
やめることが責任を取ることではないと思う 選手は何も関係がないし、変わらない
カッコつけて「負けの責任はオレがとる」という人ほど、監督という席にしがみつく
お金や名誉がかかっているわけでもない野球に負けたことで、誰かに迷惑がかかるような話でもないのに、なぜ責任をとらないといけないのか?
そもそも、とる気もないのに…
スポーツ少年団から大学野球まで、アマチュアの世界にはこのような人はたくさんいる 富山にもたくさんいる
最初から責任のとれないことにふれないし、「勝つことで責任を果たす」などとは一ミリも思っていない
来年も私からは勝ちを優先とするような、練習や起用はしない

来年はさらに「マルチスポーツクラブ化」を進めていく
マルチスポーツとは何か、そのメリットは何か
それらの詳細は以下を読んでいただきたい

マルチスポーツを科学する: 世界基準で子どもの探究心を鍛えよう

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長い目で見ると、野球だけしてきた子より、いろんな競技をしてきた子のほうが
競技の面でも、人格形成の面でも良い影響が多い
ということを実証させていくことが、当クラブの来年から当面の課題と考えている